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非加法的集合関数(ファジィ測度)関連書籍 (工事中)


注:ファジィ測度 関連書籍を網羅しようとしているわけではありません.
和書
書名
ファジィとソフトコンピューティングハンドブック
編集
日本ファジィ学会
出版
共立出版
2000
ISBN
4-320-02985-2
備考
第3章で理論が, §31.2, §32.3で評価への応用が解説されています.
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書名
感性データ解析
著者
中森 義輝
出版
森北出版
2000
ISBN
4-627-91691-4
備考
最後の 2 つの章でファジィ測度の同定が扱われています.
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書名
 ファジィ数学のおはなし
著者
中島信之
出版
培風館
1997
ISBN
4-563-00255-0
備考
 初心者向けの極めて優れた入門書 だと思います.
第 6 章がファジィ測度, 第 7 章がファジィ積分です.
題名はファジィ数学となっていますが, 内容はファジィ理論のおはなしで, 数学書ではありません.
ファジィ位相やファジィ群などの いわゆるファジィ数学はまったく扱っていません.
1998年6月,日本ファジィ学会著述賞を受賞しました.
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書名
 効用分析の数理と応用
著者
田村坦之,中村 豊,藤田眞一
出版
コロナ社
1997
ISBN
4-4-339-03168-2
備考
第4章「非線形期待効用モデル」で キャパシティ(ファジィ測度)と Choquet 積分を用いたモデルが 紹介されています.
非線形効用理論の日本語でのまとまった紹介は, 今のところ, 中村先生の執筆された 本書の第 3 章と 第 4 章だけだと思います.
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書名
ファジィ測度
著者
菅野道夫,室伏俊明
出版
日刊工業新聞社
1993
ISBN
4-526-03264-6
備考
絶版となりました.

誤植を含め誤りが多いです. 申し訳ありません.
最新の正誤表(errata.pdf 91Kb 04/16/07 更新)
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洋書
書名
Theory of Random Sets
著者
Molchanov, Ilya
出版
Springer
2005
ISBN
1-85233-892-X
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書名
Handbook of Measure Theory
編者
E. Pap
出版
North-Holland
2002
ISBN
0-444-50263-7
備考
Part 9 が Non-additive measures です.
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書名
Fuzzy Measures and Integrals : Theory and Applications
編者
M. Grabisch, T. Murofushi, M. Sugeno
出版
Springer
2000
ISBN
3-7908-1258-7
備考
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世界の第一線の研究者たちによる解説論文集です.
原稿は互いに査読し合って書き直しをしていますので, 非常に良いものになっていると思います.
これは Grabisch さんの力に負うところがとても大きいです (それに比べると私と菅野先生は おまけみたいなもの).
とても良い本です. 強くお勧めします.
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書名
Non-additive measure and integral
著者
Dieter Denneberg
出版
Kluwer
1997(2nd ed)
ISBN
079232840X
備考
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非加法的測度の数学的理論が 丁寧に展開されています.
Choquet 積分と Šipoš 積分が扱われています.
著者自身の成果が中心ですが, お勧めです.

初版は 1994. 初版と第 2 版は表紙が全く違います. 第 2 版は文字以外真っ白です.
学生と第 2 版のゼミを始めましたが, 初版の間違いが直ってないばかりでなく, 新たに間違いが加わったりしてます. これはいったいどうしたことでしょう...[11/20/00]
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書名
Measure and Integration
著者
Heinz König (Heinz Keonig)
出版
Springer
1997
ISBN
3540618589
備考
Horizontal integral という名前で Choquet積分が出てきます.
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書名
Integral, measure, and ordering
著者
Beloslav Riečan and Tibor Neubrunn
出版
Kluwer
1997
ISBN
0792345665
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書名
Null-Additive Set Functions
著者
Endre Pap
出版
Kluwer
1995
ISBN
0792336585
備考
非加法的測度の数学的理論が 極めて良くサーベイされています.
積分は,Choquet積分,菅野積分と 擬加法的測度に関する積分が扱われています. お勧めです.
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書名
Fundamentals of Uncertainty Calculi with Applications to Fuzzy Inference
著者
Michel Grabisch, Hung T. Nguyen, Elbert A. Walker
出版
Kluwer
1995
ISBN
0-7923-3175-3
備考
Grabisch 氏の書かれた第6章‐第10章は, ファジィ測度応用についての 極めて優れたサーベイと解説になっています. この部分はお勧めです.
なお,第3章の Capacities and the Choquet functionals は あまり丁寧に書かれているとは 思えません. この部分はお勧めではありません.
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書名
Fuzzy Measure Theory
著者
Z. Wang & G.J. Klir
出版
Plenum
1992
ISBN
0-306-44260-4
備考
著者らによる成果が中心. 菅野積分とPan積分という積分を 扱っています.
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書名
Quantum Probability
著者
S.P. Gudder
出版
Academic Press
1988
ISBN
0-12-305340-4
備考
σ-クラスという集合族の上に定義された σ-加法的集合関数が出てきます.
σ-クラスは, σ-集合体の一般化になっています.
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書名
Theory of Charges
著者
K.P.S. Bhaskara Rao & M. Bhaskara Rao
出版
Academic Press
1983
ISBN
0-12-095780-9
備考
Charge (有限加法的集合関数)の数学的理論です.
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書名
Values of Non-Atomic Games
著者
R.J. Aumann & L.S. Shapley
出版
Princeton
1974
ISBN
0-691-08103-4
備考
協力ゲームは, 特性関数という集合関数によって 特徴付けられるので, ファジィ測度とも密接な関わりがあります.
本書では, Non-atomic game の Shapley 値に関する数学的理論が 展開されています.
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